バナナの叩き売り 口上

口上 一例

口上 一例

井上博喜バナナの叩き売り

「窓を開ければ港が見える。遥か彼方を眺むれば、武蔵小次郎の決闘で、今も伝わる巌流島。つくよつくよと何がつく。 門司の港に船がつく。お寺の坊さん鐘を突く、私は貴方にしがみつく、はなれられないこのおいしいバナナ1000円で、どうだ~~」
と売りに入る。で(お客反応を見る。お客が無関心、または「高い!」「もう一声!」と言われると、さらに口上は続く)
「高いか?~~(困ったな、じゃあしょうがねぇという感じで次の口上に入る)高くてよいのが人の鼻、低くてよいのが人の腰(略)はい、700円」(お客反応を見る。後は上と同じ繰り返し)
というようにして、どんんどん値段を下げていき、売って行くやりかたです。
ただし、原価割れになりそうなときは、一旦出したバナナを引き下げて別なバナナを取り出して売ったり、特別と言いつつ子供に売ってあげたり、半分にしたりとか、手を変え品を変え上手にさばいていきます。

 

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井上博喜

バナナの叩き売り 井上博喜

門司・門司港レトロ・関門海峡 大好き 運営者の井上博喜です。 バナナの叩き売りの歴史。バナナの叩き売りの成り立ちなど調べています。門司港レトロの歴史を知りたい人は必見!門司港の見どころもお伝えしています

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