バナナの叩き売り

門司港名物 バナナの叩き売りを語る

門司港名物 バナナの叩き売りを語るサイトについて

「立花屋キく」 が ~門司港の文化を伝えます~

真打ち
移転に際し余談

あれから、ウン十年、井上はいろいろありました。サイトを新たに、こちらに移転しました。

全部一気に見たい方は、こちらから 旧サイトです バナナの叩き売り 立花屋キ

 

バナナの叩き売り語るサイト

真打ち
歴史的な港町、門司港。その中でも特に知られている名物といえば、バナナの叩き売りです。このウェブサイトでは、バナナ叩き売りの文化、その歴史、経緯について詳しくご紹介いたします。

 

門司港のバナナ叩き売りのことをあまり知らないんですが、その文化や歴史、経緯について詳しく教えて?
下打ち

 

真打ち
下打ちさる1号くんじゃないか。よしよし、おじさんが教えてあげる

 

わ~いありがとう、おじいさん
下打ち

 

真打ち
おじさんです(怒)

 

ごめんなさい。ダンディ真打ち
下打ち

 

真打ち
 照れ (*´ω`*) 

 

登場人物

井上博喜バナナの叩き売り

真打ち
井上のおじさんで~す。世界初!バナナの叩き売りの紙芝居をつくってはじめました。サイト作ってバナナの叩き売りの歴史を研究しています

 

 

さる1号です。
下打ち

 

 

真打ち
真打ちというのは、口上を述べる人のことだよ

 

 

下打ちとは、アシスタントさんだよ。「まだ、高い!」「もう一声!」とか掛け声をかけて、盛り上げる人だよ
下打ち

 

 

当時国際貿易港として繁栄した門司港

 

門司港連絡船

画像 旧大連航路上屋展示物HP転載電話にて確認 許可済無断転載不可

 

 

真打ち
バナナの叩き売りは、当時国際貿易港として繁栄した門司港において、台湾から運ばれたバナナが陸揚げされたことから始まりました。

 

 

 

そうだったんだね
下打ち

 

 

 

バナナ唐丸籠

 

 

真打ち
当時は冷蔵技術が未発達であり、バナナの熟成が非常に早かったため、運送中にバナナが篭熟れ(かごうれ)することがよくありました。

 

 

 

]こんなかごにいれていたんだ。あたっていたんだりするんだね。篭熟れっていうんだ
下打ち

 

 

 

門司港船画像 旧大連航路上屋展示物HP転載電話にて確認 許可済無断転載不可

 

 

真打ち
そのため、バナナは神戸まで持ち運ぶことが難しく、代わりに門司港で卸して安く販売することが一般的になりました。

 

 

 

捨てちゃうよりマシだからね
下打ち

 

 

バナナの叩き売り井川忠義氏

出典 門司港バナちゃん大会2006年より

 

 

真打ち
その売り方が、大声でバナナの魅力をアピールし、口上で面白おかしく売っていくスタイルがバナナの叩き売りになったのです。

 

 

 

わかった~。ありがとう。ダンディなおじいさん!
下打ち

 

 

真打ち
(‥)ン? 

 

まとめ

昔、台湾から日本の神戸港にバナナを運ぶ船がありました。この船は門司港にも立ち寄り、バナナを降ろすことがありました。

バナナは青い状態で運ばれ、熟成させてから出荷されるのですが、当時の技術は未発達でした。
そのため、輸送中にバナナが柔らかくなってしまうことがよくありました。

当時のバナナは高価だったため、捨ててしまうように安くでもいいから売った方がよかったのです。
露天商にバナナを安く卸して、露天商が仮の店(トタンで台)を作り、
面白おかしく口上を交えながらバナナを売るようになりました。
これが「バナナの叩き売り」の始まりです。

門司港名物!バナナの叩き売り!の紙芝居: もじこうばななのたたきうりのかみしばい

門司港名物!バナナの叩き売り!の紙芝居: もじこうばななのたたきうりのかみしばい (オヤセン出版) Kindle版

  • この記事を書いた人
井上博喜

バナナの叩き売り 井上博喜

門司・門司港レトロ・関門海峡 大好き 運営者の井上博喜です。 バナナの叩き売りの歴史。バナナの叩き売りの成り立ちなど調べています。門司港レトロの歴史を知りたい人は必見!門司港の見どころもお伝えしています

-バナナの叩き売り